詩

接吻~クリムト「接吻」より~

『名画の詩集』

接吻

~クリムト「接吻」より~

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私の どこが好きですか?

瞳の色 鮮やかな赤い唇
艶(つや)やかな髪 細い腰
それとも
容(かお)貌(かたち)ではない
お前の心(こころ)延(ば)えが愛しいのだと
言ってくれますか

恋に身を委ねたら
女は 自分の運命を委ねることになる
怖いのに
瞳は勝手に閉じてしまう
たとえ この先が崖であろうとも
あなたの腕の中で うっとりと微笑んで

世界は 二人きりの花園
愛は 私の足鎖になって絡みつく
もうどこにも行けないの

あなたが好き
呟いて 待っていても

私が欲しい言葉は
あなたの唇から 零れ落ちてこない
熱い溜息をついて
ただ 接吻(くちづけ)を

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接吻せっぷん
  ~クリムト「接(せっ)吻(ぷん)」より~

私(わたし)の どこが好(す)きですか?

瞳(ひとみ)の色(いろ) 鮮(あざ)やかな赤(あか)い唇(くちびる)
艶(つや)やかな髪(かみ) 細(ほそ)い腰(こし)
それとも
容(かお)貌(かたち)ではない
お前(まえ)の心(こころ)延(ば)えが愛(いと)しいのだと
言(い)ってくれますか

恋(こい)に身(み)を委(ゆだ)ねたら
女(おんな)は 自分(じぶん)の運命を委(ゆだ)ねることになる
怖(こわ)いのに
瞳(ひとみ)は勝手(かって)に閉(と)じてしまう
たとえ この先(さき)が崖(がけ)であろうとも
あなたの腕(うで)の中(なか)で うっとりと微笑(ほほえ)んで

世界(せかい)は 二人(ふたり)きりの花園(はなぞの)
愛は 私(わたし)の足(あし)鎖(ぐさり)になって絡(から)みつく
もうどこにも行(い)けないの

あなたが好(す)き
呟(つぶや)いて 待(ま)っていても

私(わたし)が欲(ほ)しい言葉(ことば)は
あなたの唇(くちびる)から 零(こぼ)れ落(お)ちてこない
熱(あつ)い溜息(ためいき)をついて
ただ 接吻(くちづけ)を

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